ナノ化製剤技術を使ったナノ加工原薬をご提供
ナノ化製剤のエキスパート:テクノガード株式会社
HOME > ソリューション:INDEX > 吸収性の向上
吸収性の向上
■ 現状と問題点
人間は、外界から菌などの異物が入り生命維持を脅かされるのを防ぐために、各種バリアー(防衛機能)を備えています。しかしながら、薬物も人間の体にとっては異物であり、薬物が体内に入るのを阻止するバリアー機能が働きます。
静注剤のように直接血管内に投与する薬物の場合は注射器でバリアー機能を突破していますが、その他の投与経路では薬物が血液中に入るまでには粘膜などのバリアーがあり、吸収性の問題が発生します。
しかも、このバリアーは投与経路により、筋肉、腸管、眼粘膜、呼吸器、皮膚など全く異なる性質のものとなります。
これらの条件を検討し、必要な薬物を従来の製剤に無い新たな吸収性向上という機能をもたせることが、DDS製剤の一手法でもあるのです。
■ テクノガードの技術
当社は長年のDDS研究成果を駆使して製剤の目的を明確にし、それらの要因を徹底的に検討して製剤設計を行います。
吸収性の向上を図ることは最大の目的の一つではありますが、製剤がきちんと製品化されるためには、安定性、安全性などその他の要因も総合的に検討し、当社の6種のナノ化技術で最適なものを利用し、最終的には複数の技術を組み合わせたDDS製剤となることをめざしております。
私たちの製剤技術を利用し、研究から治験薬製造、更には実製造までサポートすることにより、早く良い薬が開発されることを心より願っております。